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イベントレポート

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「登山×老眼:50代からの核心部、“眼”にあり!?」トークイベント開催

varilux スペシャルトークショー 登山 x 老眼

実施日:2025年6月3日

遠近両用レンズの世界No.1*ブランド「バリラックス」は、6月3日に「登山×老眼:50代からの核心部、“眼”にあり!?」と題したトークイベントを開催しました。
本イベントではトークゲストとして、アウトドア界で活躍される1970年代生まれの3人、高橋庄太郎さん(山岳/アウトドアライター)、土屋智哉さん(ハイカーズデポ店主)、大内征さん(低山トラベラー/山旅文筆家)にご登壇いただき、司会には鈴木みきさん(イラストレーター)をお迎えして、「登山と老眼」をテーマにお話しいただきました。ありそうでなかったテーマでも、ご応募人数は定員の倍以上。同じ困りごとを共有する多くのお客様からの関心が集まり、「安全で快適な登山のための眼への装備」に焦点を当てる貴重な機会となりました。
*データソース: ユーロモニター調べ; メガネレンズカテゴリー内累進レンズブランドの2023年総小売販売金額において。

メガネ遍歴は三者三様
でも悩みは同じ

三人でトークしている画像

トークは最近行った各地の山の話を紹介いただく「近況山行レポート」でスタート。会場の皆様の眼を楽しませる、九州や東北など各地のレポートの後はいよいよ本題へ。
まずは3人の“メガネ歴”をお聞きすると、小学3年生から今までメガネをかけ続けているという土屋さん、山ではコンタクトやサングラスを併用しつつ、原稿を書く時はメガネという高橋さん、ずっとコンタクトだったけれど最近近くの物が見えづらくなり、自宅にいる時は100%バリラックスを使うようになったという大内さんと、三者三様です。
しかし共通の問題はやはり「老眼」とのこと。

会場の声から“あるある”を共有
眼に対する登山装備に焦点

トークイベントの様子

会場の皆様に事前にとったアンケートでは、「山での眼の悩み」として「スマホの文字や地図が見えない」という声が圧倒的に多いようです。「食品を山に持っていくと裏面の作り方が見えない。撮って拡大して見るからカメラロールに食品表示の写真が増えた」といったゲストたちのエピソードには笑いと共感の声が上がります。「メガネ、サングラス、老眼鏡、全て持ち歩くのは不便」という登山者ならではのリアルな課題に対しては、ひとつの解決策として「遠近両用レンズ×調光レンズ」の組み合わせを紹介。実際に、ゲスト3名全員が「バリラックス×トランジションズ(調光レンズ)」としてこの組み合わせを使用しており、土屋さんは「おでこメガネにしたりかけたりの繰り返しが面倒だったが、しなくて済む」とその便利さを語ります。加えて、「滑落してメガネを落としたり壊したりすることは本当に危険。見えなくなることは命に関わる」と高橋さんと土屋さんは強調。2人ともスペアのメガネをファーストエイドキットに常備しており、軽量化を重視する山行でも「省いてはいけない装備」として扱っているとのこと。登山者ならではの現実的で説得力ある意見に、会場もうなずきの連続でした。さらに、土屋さんは山行前に必ずメガネのネジの緩みをチェックし、必要に応じて締め直してから出発するそう。「レンズが外れるリスクを事前に防ぐためのルーティン」と語るその徹底した準備には、登山装備のプロならではのリアリティが感じられ、多くの方が感心していました。

山行にもぴったりのバリラックス
秘密はパーソナライゼーション

トークイベントの様子
三人でトークしている画像

そんな眼への登山装備の一つとして、話題は3人も使っている遠近両用レンズのバリラックスへ。高橋さんは、「コンタクトだと山で撮った写真のピントが合っていないことに帰宅してから気づくことがあるけれど、バリラックスであればその懸念もない」と言います。司会の鈴木さんが「遠近両用レンズをかけている人?」と尋ねると、会場の半分が挙手。そして、プレミアムレンズであるバリラックスの大きな特徴の一つである、見え方の測定に多く関心が集まりました。眼球の大きさや眼の位置から、近くを見る時のクセまで考慮した、一人ひとりにぴったりの見え心地を作れるバリラックスの測定。実際の測定の様子や、3人の近くを見るときの姿勢や無意識の眼の使い方の比較写真と一緒にご説明すると、お互いの特徴にご本人たちも興味津々です。

三人でトークしている画像

当初土屋さんは、遠近両用レンズには「足元が浮いて見えるのではないか」という不安があったといいます。遠近両用レンズは、レンズの中で度数がグラデーションのように少しずつ変化する構造になっています。特に遠くと近くの度数差が大きいと、その違いをより強く感じるのではないかとの心配もあり、あえて老眼度数を弱めにしてレンズを作りました。
すると、実際に足元の違和感はほとんどなかったものの、地図など手元を見る場面では見え方に物足りなさを感じたといいます。そこで本来の老眼度数でレンズを作り直すことに。
土屋さん仕様に最適化した完成後のレンズはずっと自然な見え方で、足元の違和感もなく快適に使えるようになったそうです。「今は(近くの見え方も)大丈夫だし、かけ外しをするよりストレスがずっと軽減される」と実感を語ります。

大内さんは、「これまではいわゆるお手頃価格のメガネを使って、メガネとサングラスと老眼鏡を試行錯誤しながら使い分けていたけれど、バリラックスをかけたときの視界はまるで別物だった。パキッと見えた」と話します。「カメラで言うと、最初に買うセットレンズと別途で買う高性能レンズくらい、解像度が違う感じ」とも語っており、レンズの質による見え方の差を強く実感されたようです。
一人ひとり異なる視覚の状態に合わせて、細やかに度数や設計を調整できるバリラックスならではの体験談を聞くことができました。

安全で快適な登山には
眼への装備も重要
バリラックスが解決策に

司会には鈴木みきさんがトークzしている画像

質疑応答パートでは、バリラックスの調光レンズオプションから、夜空の星を見る時のうまい見方まで「登山×老眼」に関する質問が続々と寄せられました。参加者の皆様と自身の経験を語るゲストとの交流から、一見ニッチな今回のテーマもいかに山屋の皆さん共通のお困りごとだったかがうかがえます。
「見えづらさによるストレスを減らし安全に登山するためにも、眼への装備を重視していこう」と締めくくられた今回のトークイベント。手元の地図も遠くの山並みも快適に見えるように、そして仕事や運転など日常生活の強力な助っ人として、バリラックスが老眼問題の“核心部”を乗り越える解決策の一つになれば嬉しい限りです。

イベントの様子はYouTubeチャンネルにて
動画でも公開中!

ゲストプロフィール

高橋庄太郎

登壇者

高橋庄太郎 (山岳/アウトドアライター)

1970年、宮城県仙台市生まれ。1年の半分は山を中心としたフィールドで過ごし、北アルプス、北海道の知床、南西諸島の亜熱帯ジャングルを愛する。メガネを使い始めたのは中学3年生のころで、現在は状況に合わせてメガネとコンタクトレンズを併用している。著書に『テント泊登山の基本テクニック』(山と渓谷社)、共著に『無人地帯の遊び方』(グラフィック社)など。

土屋智哉

登壇者

土屋智哉 (ハイカーズデポ店主)

1971年、東京都練馬区生まれ。ULハイキングと長距離ハイキングの魅力を各種メディア、イベントなどで発信。自身もジョン・ミューア・トレイルやみちのく潮風トレイルをはじめ、国内外の多くのトレイルを旅している。小学校3年生からメガネを手放せない生活。コンタクトレンズが苦手なため、アウトドアでもメガネを常に着用。著書に「ウルトラライトハイキング」(山と渓谷社)、共著に『無人地帯の遊び方』(グラフィック社)。

大内征

登壇者

大内征 (低山トラベラー/山旅文筆家)

1972年、宮城県仙台市生まれ。歴史文化を辿りながら日本各地の低山・霊峰をたずね、自然や人の営みに触れるローカルハイクの魅力を探究。高山のピークハントだけではない“知的好奇心をくすぐる歩き旅”の情景を、文筆・写真・講演などで伝えている。
NHKラジオ深夜便「旅の達人~低い山を目指せ!」やNHKBS「にっぽん百名山」などの山番組に出演。著書に『低山トラベル』(二見書房)シリーズなど。原稿と向き合うときはコンタクトレンズをはずし、バリラックスに頼る日々。

鈴木みき

MC

鈴木みき (イラストレーター)

1972年 東京都渋谷区生まれ
カナダを旅したのをきっかけに山が好きになる。帰国後、スキー場や山小屋のバイト、山岳雑誌への寄稿を経てイラストレーターに。
初心者に向けた登山指南コミックエッセイを多数出版。デビュー作「悩んだときは山に行け!」(平凡社)が当時の山ガールブームを後押しし、最新刊「知っている山からはじめよう!大人の日帰り登山」(講談社)では登山を始めたい同世代の中年たちの背中をそっと押している。
視力はよいが、乱視。もちろん老眼。明るいのが苦手なためサングラスや調光メガネはどこに行くにも愛用。緑内障でもあるので目は大事にしている。

ゲスト使用製品

バリラックスXRシリーズ

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世界初**の行動型AIを活用して設計したバリラックス史上最高級レンズ。
これまでの直線的な目線の動きから発想されたレンズ設計ではなく、実際の視線の動かし方を考慮して設計されたレンズです。動いていても、移動中でも鮮明な視界と自然な見え心地を実現しました。

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トランジションズ

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眼鏡界のアカデミー賞と呼ばれるフランス・パリ開催の“シルモドール”2024にて視覚部門を受賞した調光レンズ。
従来の調光テクノロジーを飛躍的に進化させ、更に快適な視界をお届けする新世代の調光レンズです。最新の「トランジションズ GEN S」は、レンズの反応速度が従来品から30%向上***しているため、屋外の明るさにこれまで以上に素早く順応して色を変え、単純な補正以上の効果を発揮します。

詳しくはこちら

**Essilor 調べ:2022年、メガネレンズカテゴリーの遠近両用レンズの設計の度数と視線の使い方の考慮において。
***23℃で18%の光透過率を達成するグレーのポリカーボネートおよびCR39レンズを使用した場合